(右)代表取締役会長/薄井 宗明
(左)代表取締役社長/金子 哲広
皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より当社グループの経営に格別のご高配を賜りまして心より御礼申し上げます。
コロナ感染も拡大から縮小へ向かい、気持ちも開放的になり人流も活発になってまいりました。観光、お祭り、スポーツ、集会等が平常時にもどりつつあります。経済再開は地価上昇の勢いを高めています。国土交通省が2023年9月19日に発表した基準地価は全用途の全国平均が前年比1%上がり、2年連続のプラスとなりました。 茨城県内では県知事のトップセールスによって、工場敷地面積全国1位、県外企業の工場立地件数6年連続第1位など活発な状況です。また、茨城県つくば市の人口増加が初の全国市区部で1位や都道府県別の世帯数増加率(2015年~2022年)で茨城県は5.3%増加し、上位10位に入っています。 このような社会環境の中、当社グループはおかげ様で初の90億円台の売り上げと初の経常利益8億円台を達成し、それぞれ計画を上回る増収、増益となりました。そして上場来の増収、増益を6期連続とする事ができました。中期経営計画の「KORYO2027」を「KORYO2025」に変更して売上100億円の達成時期を前傾し、営業利益の目標を9億円としました。 2024年9月期のテーマは「責任ある成長」です。社会や環境にも有益である事業を行い、堅実なストックビジネスを成長のエンジンにして皆様の期待にお応えできるように真剣に取り組んでまいります。また、「KORYO2025」を達成すべく代表取締役を会長と社長の2名体制にいたします。これによって創業者精神を次世代へつなぎ、また新しい時代の変化にも対応して永続企業を目指して参ります。
これからも、増収、増益、累進配当を続けながら内部留保を高め健全な経営をしてまいりますので、より一層のご指導と応援をよろしくお願い申し上げます。
感謝
薄井宗明
金子哲広